舞台公演情報【下総源太朗】10/2〜「室内」

神奈川公演
10月2日(金)19:30、3日(土)、4日(日)各日14:00
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

静岡公演
10月10日(土)、11日(日)各日18:00
静岡県舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」

舞台「室内」チラシ

室内 Intérieur
感性の臨界へと誘う闇と光・・・
フランス演劇界の巨匠クロード・レジ×SPAC
この秋、神奈川・静岡で待望の凱旋公演

演出:クロード・レジ
作:モーリス・メーテルリンク
訳:横山義志
出演:
泉陽二、大庭裕介、貴島豪、下総源太朗、
鈴木陽代、たきいみき、永井彩子、布施安寿香
松田弘子、弓井茉那、吉植荘一郎、関根響、
西川尊(アンダースタディ)

2015年の『室内』 クロード・レジ
わたしたちはこのメーテルリンク作品の日本語版をヨーロッパのいくつかのフェスティバルで上演してきましたが、ここ日本でもう一度、静けさの力と遅さの力に(この二つが結びついたものに)耳を傾け、それを目撃していただきたいと思っています。この二つは、騒音の渇望と速度への執着に向かう今日の嗜好に逆行するものです。静けさによって、遅さによって、わたしたちの意識のなかで活用されなくなってしまった部分に至る道を開くのです。
演劇は死と非常に近いところで生きています。そしてメーテルリンクのテクストでは、意識と無意識とが手を取り合って、生のただなかに死の空間があることを感じさせてくれます。わたしたちの目の前で、ありのままに、ひっそりと生きられている生のただなかに。この世にあることというのは、影と光とのあわいに身を置くことなのかも知れません。

2015年8月


作品について
クロード・レジとSPACとの共同製作で2013年に創られた『室内』が、昨年のヨーロッパツアーを経ていよいよ日本国内で再演されます。闇と沈黙が生み出す比類ない世界は、ヨーロッパの観客からも圧倒的な支持を得て、「アヴィニョン演劇祭で記憶すべき10作品」(ル・モンド紙)の中に挙げられました。齢九十を過ぎてなお探求を続ける永遠の冒険家とSPACとの一つの到達点を、ぜひご自身の五感でお確かめください。
驚異的な経験が『室内』の観客を待ちうけている。
クロード・レジは、世界のゆらぎを感じ取らせるために、
世界のノイズを消し去る。
―ル・モンド紙(2014年7月17日)

<あらすじ>
夕暮れ時。家には明かりがともり、家族団らんの様子が見える。
裏庭の暗がりに男が二人現れ、小声で話しはじめる。
一家の娘の一人が川に浮いているのを発見した彼らだが、
家の中のあまりにも幸福な様子を目にし、
しだいに娘の死を伝える勇気を失っていく……

情報源: 「室内」|SPAC